「Photoshopでつくる宇宙空間」

このような宇宙空間を作ってみます。全20ステップです。もっと時間をかければよりリアルにできますが、誰でも手軽にできるところ優先して考えています。作例ではCS5を使っていますがCSとかでも大丈夫だと思います。

希望のサイズで新規書類を作成します。今回は［幅：800pixel］［高さ：600pixel］にしました。

描画色を白、背景色を黒に設定します。［描画色と背景色を初期設定に戻す］（1）をクリックしたあと、［描画色と背景色を入れ替え］（2）をクリックすればOKです。

［フィルター］→［スケッチ］→［ちりめんじわ...］を選択し、図のように設定して［OK］します。

このような状態になります。

［レイヤーパネル］の［新規レイヤーを追加］ボタンをクリックして新規レイヤーを作成します。このレイヤーは星雲を表現するために使います。

追加したレイヤー（レイヤー1）を選択し、［フィルター］→［描画］→［雲模様1］を実行します。

［レイヤーパネル］で、「レイヤー1」の描画モードを［ハードライト］に変更します。

描画モード変更後はこのような状態になっています。これが星雲になります。

ふたたび［レイヤーパネル］の［新規レイヤーを追加］ボタンをクリックして新規レイヤーを追加します。このレイヤーは全体を着色するのに使います。

追加したレイヤー（レイヤー2）を選択し、［フィルター］→［描画］→［雲模様1］を実行します。

雲模様を着色するため、［イメージ］→［色調補正］→［グラデーションマップ...］を選択します。ダイアログが開いたら、真ん中にあるグラデーションのサンプル画像をクリックして、［グラデーションエディター］を開きます。

［グラデーションエディター］が開いたら、［プリセット］の右上にある三角ボタンをクリックしてメニューを開き、メニューから［Color ハーモニー1］を選択します。

追加か置き換えを選ぶダイアログが出たら、［追加］をクリックします。

［プリセット］の枠内に先ほど選択した「Color ハーモニー1」のグラデーションが追加されるので、その中から「赤、青、黄色」のグラデーションを選択して［OK］します。

グラデーションのサンプル画像が、先ほど選択した「赤、青、黄色」のグラデーションになっていることを確認して、［OK］します。

グラデーションマップで着色された雲模様はこのようになります。

［レイヤーパネル］で「レイヤー2」の描画モードを［ソフトライト］に変更します。

変更後は、星雲と星が着色されます。でもちょっと思ったより星が暗くなっちゃいました。少し明るくしてみましょう。

［レイヤーパネル］で「背景」を選択します。

［イメージ］→［自動トーン補正］を実行して星を明るくすれば完成です。
※［自動トーン補正］がないバージョンは、［イメージ］→［色調補正］→［自動レベル補正］を実行します。

もし星雲の形が気に入らない場合は、［レイヤーパネル］で星雲用の「レイヤー1」を選択し、再び［フィルター］→［描画］→［雲模様1］を実行します。気に入った形が出てくるまで、［雲模様1］フィルタを繰り返し実行してください。